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MQC+を利用したアブラヤシ中果皮中の油含有量の測定

パーム油は、最も広く使用されている植物油であり、特に食用油、加工食品中の成分として、そしてさらにバイオディーゼル燃料の生産および化学製品製造の両方の原料として重要です。アブラヤシは世界中で、特にインドネシア、マレーシア、西アフリカ、南アメリカの一部で広範囲に栽培されています。未加工パーム油 (CPO) は、アブラヤシ果実の果肉(中果皮として知られている)から機械的加圧によって抽出され、その後精製されます。

アブラヤシの育種業者は自らの農園から得られる収量を改善するために絶えず努力を継続しており、その方法の1つは、より多くの油を生産するよう、選択によってアブラヤシ果実の遺伝的品質を改善することです。

アブラヤシ中果皮の油含有量は従来、湿式化学法、ソックスレー抽出(通常、溶媒としてヘキサンが用いられる)を用いて測定されてきました。この方法は時間がかかり(通常、1抽出あたり16時間)、再現性が悪く、そして有害な化学物質の使用が必要となります。当社のMQC+ 卓上型NMRアナライザーを用いることにより、1試料についてわずか数分で結果が得られ、従来の抽出方法よりもはるかに再現性が高く、さらに溶媒や他の化学物質を使用しない方法を実現することができます。

アプリケーションノート:乾燥パーム椰子中果皮の油分測定

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