オックスフォード・インストゥルメンツー事業部ページ
拡張
Application Note

X核

X核: 多核NMR分光法

NMRは、プロトン(¹H) 原子核の感度が優れていることや、有機化学で広く用いられていることから、プロトン測定用であると思われがちですが、実際は、多くの原子核がNMRで観測可能であり、化学構造のより詳細な分析に使用されます。¹⁹F-NMRは医薬品からリチウムイオン電池まで幅広く活用されており、卓上型NMR装置で長年利用されてきました。広帯域チャンネルを用いることにより、X-核と呼ばれるさまざまな原子核からスペクトルが得られますが、これまでは高磁場NMRのアプリケーションに限定されてきました。しかし、X-Pulseが多核種に対応可能な真の広帯域チャンネルを初めて「卓上」にもたらすことで、プロトンだけでは容易に分析できない系の分析が可能になりました。このアプリケーションノートでは、X-Pulseで測定可能な核の概要と応用例を紹介しています。¹³C, ³¹P, ¹¹B, ²³Na, ⁷Li, ²⁹Si, ⁵⁹Coの分光法について、X-Pulseで得られたスペクトルとともに、実用例を紹介しています。

このアプリケーションノートから、以下について学べます:

Application Note: X核: 多核NMR分光法

ダウンロード
お問い合わせ

関連製品