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拡張

X-Pulseは、卓上型NMRに革新的な自由度をもたらします。X-Pulseを利用して、真の広帯域 X-nuclei 機能、フローケミストリー、反応モニタリング、および温度可変機能を組み合わせ、向上したスペクトル分解能で、ラボの卓上において幅広い実験を行うことが可能です。

X-Pulseは、高い均一性と温度安定性を備えた60MHzの永久磁石を使用しており、実験室での設置が容易で、液体冷媒を必要としません。X-Pulseは、標準の5mm NMRチューブ、または当社の使いやすいフローセルを用いることができます。

本システムは、SpinFlowデータ収集ソフトウェアの新しい改良バージョンによって制御されており、定常的な実験はより簡単に行うことができ、また、上級ユーザー向けにはこれまで以上に自由度が高められています。

コヒーレンス経路の選択、選択的励起および水及び溶媒消去のための磁場勾配パルスと波形RFパルスが標準装備されています。
X-Nuclei
分解能
フロー
温度可変機能
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核種の選択

世界初の広帯域卓上型NMR分光計で、実験に必要とされる核種を測定します。

 

より明瞭なスペクトル

新しいシミング技術により、標準として <0.35Hz/10Hz のスペクトル分解能が実現されます。

 

卓上型の利便性

特別な施設や液体冷媒を必要とせず、最も便利な場所で機器を使用することができます。

容易な保守

クリーニングのために取り外し可能でアクセスしやすいプローブ。

 

妥協のない測定

交換可能なX-Podsにより特定の核種のS/N比を最適化することができます。

 

簡便な操作

Quick Experiments は、複雑なパルスシーケンスをワンクリック動作に置き換え、誰でもNMRの解析にアクセスできるようになります。

 

フレキシブルなソフトウェア

SpinFlow のアドバンスモードでは、自由に実験方法を定義することができます。

 

究極の安定性

スペクトルのアーティファクトなしに、可変温度 (20°C ~ 70°C) で液体試料を流すことができます。磁石を安定させたまま高いデューティサイクルのパルスシーケンスを実行することができます。

核種の選択

真の広帯域機能により、実験に必要な、1H、13C、31P、またはよりエキゾチックな29Si、11B、7Li などの核種であっても、自由に選択することができます。ソフトウェアで目的の核種を選択し、最適な条件下で動作するようにプローブを調整してください。

卓上型NMRでの実験では、S/N比の最大化が明暗を分けます。 13C や31P など、総合相対感度の低い原子核では、感度を確保することが最も重要です。X-Pulse の交換可能な X-Pods により、特定の原子核に対して最大のS/N比を実現する自由度を追加することができます。X-Podsは、システムを停止させずに、すばやく簡単に交換することができます。このため、必要なときにいつでも最大の感度または自由度のある多核分光法のいずれかで稼働させることができます。

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高分解能

X-Pulse では、NMR ピークの分離が容易になり、より低濃度でも可視化できるようになります。X-Pulse は 60MHz (1.4T) の永久磁石を使用しています。

X-Pulse の新しいシミング技術により、非常に均質な磁場を生成することができ、半値幅で 0.35Hz 未満の分解能、0.55%で10Hz の線幅を実現することができます。

ピークの識別はより簡単になりました。整形RFパルスと組み合わせることで、溶媒信号消去がより効果的になり、水に溶解した糖や澱粉など、より難易度の高い化合物でも分析することができるようになります。

整形RFパルス

整形RFパルスによって、高度なパルスシーケンスの大規模な配列が利用できるようになり、試料を更に詳しく理解できるようになります。溶媒信号消去の改善により、以前は隠されていたはずのピークを確認することができます。1D-TOCSY などの特別な実験により、分子の特定の部分を励起し、複雑な混合物の個々の化合物を識別し、かつ区別することができるようになります。

反応化学の理解

X-Pulse のフローセルを使用すると、さまざまな温度 (20°C ~ 70°C) で液体試料を流すことができるため、化学反応についてより詳しく知ることができるようになります。フローセルは、できるだけ大容量の試料が測定対象のプローブを流れるように最適化されています。このため、各スペクトルの測定時間が最小化され、化学反応の時間依存性をよりよく理解することができるようになります。自由度を念頭に置いて設計されたフローセルでは、外部ロック溶媒を選択できるため、不必要なスペクトルの重複や反応混合物のドープを回避することができます。温度可変プローブは、反応を維持するために、あるいは特定の反応ダイナミクスを理解するために温度を変化させるなど、最適条件で化学的性質を測定できるようにすることができます。温度可変プローブは、特定の試料状態を維持するため、あるいは、高デューティ比の実験中の試料の加熱防止のために、フローセルなしでも使用することができます。

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究極の安定性

X-Pulse 独自の磁石設計により、非常に高い安定性が得られ、実験にアーティファクトが発生することがありません。

磁石の大きな熱容量により、フローセルに20°C または 70°C の液体を流しても、アーティファクトのない安定したデータを収集することができます。

システムの熱と磁気シールドは室温または局所的な電磁場の変動がデータに影響を与えないよう、環境の影響を最小限に抑えています。

容易な保守

X-Pulse は、取り外し可能なプローブを備えた唯一の卓上型 NMR システムであり、クリーニングを迅速かつ簡単に行うことができます。試料が誤って流出したり、NMR チューブが破損した場合は、修理を依頼したり、機器をひっくり返したりする必要はありません。ただ、プローブを引き出すだけで、そのままクリーニングすることができます。更なる利点として、X-Pulse 試料チューブは機器に直接挿入され、スピナー、試料ホルダー、または深さゲージを気にすることなく、破損の可能性を大幅に減らし、スループットを向上させることができます。

また、X-Pulse では、冷媒の充填が不要になり、磁石のクエンチに関する心配もなくなります。単に X-Pulse を標準のコンセントに差し込むだけで、冷媒の供給と費用について忘れてしまうことができます。

卓上型の利便性

NMR 分光法を実行するために X-Pulse が使用する磁場は、永久磁石によって生成されます。冷媒でシステムを冷却する必要がないため、ランニングコストを大幅に削減することができます。

X-Pulse は、卓上型の設置面積と最小限の浮遊磁場により、特別な設備を必要とせずに、さまざまな環境に設置することができます。実験室において、実験のすぐ隣で NMR 測定を実行することや、プロセス反応器の隣で NMR 測定を実行し、反応プロセスを簡単によりよく理解することもできます。

さらに、オプションの X-Pulse 用台車を使用すると、必要な場所にシステムを簡単に移動できます。

スペクトル

X-Pulse により、 1H、 19F、 13C、 31P、29Si、11B、およびその他の核種の高品質な 1D および 2D NMR スペクトルが提供されます。1D、COSY、DEPT、HSQC、ME-HSQC、HMBC およびその他多くのパルスシーケンスを含むライブラリは、すべてのシステムに標準装備されており、測定に必要な準備がすべて整っています。

簡単な操作

当社の新しい SpinFlow ソフトウェアは、X-Pulseに新しいレベルの使いやすさを実現しています。事前定義された「quick」実験により、基本的な 1D 1H スペクトルや 13C DEPT などの定常的データをワンクリックで収集することができます。新規ユーザー定義の実験により、経験豊富なユーザーが独自のシーケンスとパラメーターを保存しておき、後で再実行することができるようになるため、一貫性を保ちながら、データの収集にかかる時間を短縮することが可能となります。

自由度の高いソフトウェア

SpinFlow により提供されているのは、定常的な使用のための「quick」実験だけではありません。アドバンスモードでは、シーケンス中のすべてのパラメーターをカスタム化して、ユーザーの実験用に正確に最適化することができます。 標準の SpinFlow のパルスシーケンスが特定の実験に対応していない場合、簡単な Python スクリプトを使用して独自のパルスシーケンスを容易に作成することが可能です。

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