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NMRを用いた流体分類解析

パルス磁場勾配(pfg)アクセサリを搭載したGeoSpec2システムは、コア試料内の流体の拡散、流動、分布に依存した測定を行うことができます。その1つが流体分類解析への応用です。重油や部分的に結合した水など、異なる流体が類似したT2値を示す可能性があり、標準的なT2の分布を用いてどの流体かを特定することが困難となってしまいます。しかし、T2値が同じような場合だとしても、拡散特性が似ている可能性は低いため、T2データと拡散データの両方を収集する測定であれば、原理的に流体の種類を分けることができるはずです。

GIT SystemsのソフトウェアとGeoSpec2 NMRシステム上のpfgアクセサリにより、このような測定を行うことができます。その結果、試料中の異なる流体の相対的な割合を示す2次元のデータマップが得られます。

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